マイナポイント決済事業者のキャンペーン

スポンサーリンク
節約
スポンサーリンク

いよいよ、7月1日から、マイナポイントを還元を受けるための決済事業者の登録が始まりました。

各決済事業者も、これを機に、顧客の囲い込みのために独自のキャンペーンを発表していますので、今回は、マイナポイント還元を受けるために、どの決済事業者を選択すれば良いかを判断するための参考として、主な決済事業者が発表しているキャンペーン情報等を確認してみたいと思います。

スポンサーリンク

マイナポイント申込みの流れ

まず、はじめにマイナポイントの還元を受けるまでの流れを確認してみましょう。実際に還元を受けるまでにの流れは、次のようになっています。

  1. マイナンバーカードの取得
  2. マイナポイントの予約
  3. マイナポイントの申込み(2020年7月~2021年3月末)
  4. キャッシュレス決済の利用(2020年9月~2021年3月末)
  5. ポイント還元

このうち、1から2までの手順については、以前、マイナポイントの予約方法について「スマホでマイナポイントの予約をしてみた」という記事でご紹介しました。

今回は、3の手順で必要になる決済事業者を選択する際の参考として、決済事業者が実施しているキャンペーン情報をご紹介します。

決済事業者は、一度選択すると変更できないので、それぞれの事業者が実施しているキャンペーン情報を確認した上で、自分にとって一番良い事業者を選択したいですよね。

7月から登録が開始したところなので、9月末の登録期限までの間に、各事業者のキャンペーン情報が明らかになっていくと思いますが、現時点で発表されている主な事業者の情報をまとめたいと思います。

お得なキャンペーン

マイナポイント事業は、国から5,000円分のマイナポイントが還元されるものですが、決済事業者が独自に上乗せでポイントなどを付与するキャンペーンを実施している場合があります。

現時点で発表されている主な事業者のキャンペーン情報をまとめてみました。当然、決済事業者による独自ポイント分、お得になりますので、このような情報も把握した上で事業者を選択しましょう。

楽天カード/楽天ペイ

これまで、マイナポイントの独自キャンペーンを発表していなかった楽天ですが、ついにキャンペーンが発表されました。

楽天が提供する「楽天ペイ」のマイナポイントの独自キャンペーンとして、キャッシュレス決済サービスとして「楽天ペイ」を選択し高田を対象に、楽天スーパーポイント(期間限定)を500ポイントを進呈する内容となっています。

マイナポイント

さらに、楽天ペイの利用ポイントとして、最大で1.5%分(300ポイント)が付与されますので、マイナポイントキャンペーンの利用での最大ポイントは800ポイントとなります。

dカード/d払い

NTTドコモが提供する「dカード」と「d払い」では、マイナポイントの独自キャンペーンとして、キャッシュレス決済サービスとして「dカード」もしくは「d払い」を選択した方を対象に、dポイント(期限・用途限定)を500ポイント進呈する「マイナポイントd払い・dカード選択でもれなくdポイント500ポイントプレゼントキャンペーン」を2020年7月1日から実施しています。

マイナポイント

キャンペーン期間は、2020年7月1日~2020年9月30日で、期間限定ポイントの有効期間は、ポイント発行から3ヶ月となっています。

その後、新たにd払いのみ、独自特典が追加発表されました。内容としては、決済手段としてd払いを選択した場合の独自特典が、これまでの500円分から、2,500円分に増額されています。

マイナポイント

2,500円のうち、1,500円分については、d払いを登録するだけで付与されます(2020年9月30日まで)。残りの1,000円分は、実際にd払いを利用して買い物やチャージをした場合に付与されます。

dポイントやd払いを利用できる店舗は結構ありますので、付与される独自ポイントの額はそれほど多くありませんが、ドコモを利用されている方などには使い勝手も良いかもしれません。

また、追加の発表により、独自特典の規模も他社と比較しても最大級となりましたので、よりお得感が増したと思います。

PayPay

「Pay Pay」では、マイナポイントの決済事業者として登録すると、総額1億円が抽選で付与されるというキャンペーンを実施しています。

対象期間は2020年7月1日~2020年8月31日まで、抽選で付与されるポイントは、1等100万円相当が10名などなっています。確実に貰えるポイントはなく、当選確率は高くないかもしれませんが、当たると大きいですね。

PayPayはこれまでも抽選で全額キャッシュバックなどのキャンペーンを大々的に実施してきましたが、今回も同じような感じですね。

キャッシュレス決済はPayPayしか対応していない店舗も多いので、使い勝手は良いと思いますので、独自ポイントに関しては、一発ホームラン狙いで選択するというのもありかもしれません。

au PAY

KDDIなどが運営している「au PAY」と「au PAYカード」では、マイナポイントの事業者登録の特典として、マイナポイント還元額に対して20%分、最大1,000円分のポイントが付与される独自キャンペーンを実施しています。

マイナポイント

このキャンペーンで付与される独自ポイントは、「au PAY」の残高として付与されますので、au PAYを利用されている方には使い勝手が良いかもしれません。

メルペイ

フリマアプリで有名な「メルカリ」が運営しているキャッシュレス決済である「メルペイ」でも独自キャンペーンを実施しています。

マイナポイント

内容としては、メルカリでの利用特典が最大1,000円分メルペイのチャージ特典が最大1,000円分となっていて、合計で最大2,000円分のポイントを獲得することができます。

これに加えて、「最大1,000万円相当が当たる!マイナポイント申込みで、総額1億ポイント山分けキャンペーン」として、対象期間内に「メルペイ」を選択して「マイナポイントの申込み」を完了した方の中から、抽選で合計約13万名に最大1,000万円(総額1億円)相当のポイントを付与するというキャンペーンも実施しています。

これらのキャンペーンのうち、メルカリでの利用特典は、マイナポイント事業と同じく2020年3月31日までの期間となっていますが、メルペイのチャージ特典と山分けキャンペーンは、2020年7月15日〜2020年8月31日の期間限定となっていますので、ご注意ください。

こちらのキャンペーンもWAONと同じく2,000円分の上乗せがありますが、期間が短いものも含まれていたり、「メルペイの本人確認」が完了していること、メルカリ内での利用が条件となっていたりしますので、獲得条件が少し複雑になっています。

既にメルペイを利用されている方や、メルカリで頻繁に購入されている方にとっては、選択肢のひとつになるのではないでしょうか。

ゆうちょPay

ゆうちょ銀行が運営している「ゆうちょPay」では、「ゆうちょPay」のアプリ設定完了で500円、「マイナポイント」の登録で1,500円、合計で最大2,000円分が獲得できるキャンペーンを実施しています。

マイナポイント

このキャンペーンは、第1弾(2020年7月1日~2020年8月31日)と第2弾(2020年7月1日~2021年3月31日)に分かれていて、第1弾はキャンペーン期間中にゆうちょPayを新規でダウンロードし、口座登録まで完了した方にゆうちょPayポイントをもれなく500ポイント付与する内容なので、「マイナポイント」とは関係なく特典を獲得できます。

第2段は、ゆうちょPayをご利用している方のうち、マイナポイントのキャッシュレス決済サービスとして「ゆうちょPay」を選択し、マイナポイントの申し込みを完了した方にゆうちょPayポイントをもれなく1,500ポイント付与する内容なので、「マイナポイント」への登録が必要ですが、利用しなくても特典を獲得できます。

WAON

WAONカードを決済時業者として登録すると、5,000円分のマイナポイントに加えて、WAONへのチャージ額に対して10%分のWAONが付与されます。0

マイナポイント

このWAON独自の上乗せ分は、上限が2,000円となっていますので、マイナポイント事業の上限額である5,000円分を獲得するために必要な20,000円をチャージすると、WAONの独自上乗せ分の最大額である2,000WAONが獲得できます。

注意点としては、2020年9月1日から2021年3月31日までの間にチャージした分が対象となりますので、9月までにWAONを決済事業者として登録してチャージした場合でも、9月以前のチャージ分は対象外となります。

WAONは、全国のイオンのほか、電子マネーとしてコンビニやドラッグストアなどでも利用可能なため、利用されている方も多いかもしれません。

現時点で発表されているキャンペーンの中では、抽選で貰える分を除くと最大級の独自上乗せ額となっていますので、WAONを利用されている方にとっては、登録事業者としての有力候補ではないでしょうか。

nanaco

「nanaco」では、マイナポイントの決済事業者として登録するだけで、もれなく500円分のnanacoポイントが付与されるキャンペーンを実施しています。

マイナポイント

加えて、抽選で追加のnanacoポイントが付与される期間限定キャンペーンも実施されています。こちらのキャンペーンは、マイナポイントの還元が始まるまでの期間(2020年7月1日~2020年8月31日)のnanacoの利用実績をもとに口数が決定され、自動抽選によって最大で50,000ポイントが獲得できるものとなっています。

マイナポイント

いずれのキャンペーンも、対象期間が2020年7月1日~2020年8月31日と短くなっていますので、ご注意ください。

nanacoは、イトーヨーカドーやセブンイレブンなどのほか、数多くの店舗で利用できますので、確実にもらえる独自の上乗せポイントは少ないですが、使い勝手は良いのではないでしょうか。

Sucia

JR東日本が運用している「Suica」では、マイナポイントのキャッシュレス決済としてSuicaを登録することで、Suica特典として1,000円分のJREポイントが付与される独自キャンペーンを実施しています。

マイナポイント

JREポイントの利用には、モバイルSuicaやSuicaカードをJREポイントに登録しておく必要がありますが、1JREポイント=1円としてSuicaにチャージできます。

このキャンペーンで付与される1,000円分のポイントについては、マイナポイントの決済事業者としてSuicaを登録するだけで、もれなく獲得できます。

加えて、JREポイントに登録したビューカードを使ってSuicaにチャージすることで、抽選で2,500名に2,000ポイントがあたるキャンペーンも実施していますので、こちらのキャンペーンにエントリーしたうえで、Suicaチャージすれば、追加で2,000円分のポイントを獲得できるチャンスがあります。

マイナポイント

ビックカメラSuicaカードを利用している方や関東圏に在住している方にとっては、利便性が高いかもしれませんね。

まとめ

今回は、マイナポイント事業で1種類だけ選択できるキャッシュレス決済事業者が独自に行っているキャンペーンをご紹介しました。

マイナンバーカードが必要となるため、今ひとつ盛り上がりに欠けている感もあって、それほど大きな額の独自ポイントが付与されるわけではありませんが、ないよりはあるに超したことはありませんので、それぞれの事業者が実施しているキャンペーンの内容を把握した上で選択しましょう。

まだ様子見のところもあり、今後、追加でキャンペーンが発表される可能性もありますので、実際の登録は、もう少し状況を見極めてからでも遅くないと思います。

ただ、チャージまたは決済がマイナポイントの付与条件となっていますので、ポイントだけに目がくらんで、あまり使い道のない決済方法を選択しては本末転倒なので、自分にとっての使い勝手の良さも十分に見極めて選択しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました