楽天証券のバイナリーオプション「らくオプ」を体験してみた!

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投資
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サラリーマン初心者トレーダーの「のりすけ」です。

ネットで投資関係のページや動画を見ている際、「バイナリーオプション」の広告を目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も、勉強のためにYou Tubeなどを観ている際、「バイナリーオプション」の広告を目にしたことがあります。

そのような広告では、上昇か下落を予想するのみ、1/2の確率で簡単に稼げるような感じで宣伝していました。少し怪しいなと感じたため、個人的には手を出そうとは思わなかったのですが、この度、私が普段から利用している楽天証券がサービスを開始することになったので、改めて、どのような商品なのかを調べてみました。

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バイナリーオプションとは

「バイナリー」は二進法を意味しており、為替取引を利用して行われるバイナリーオプションでは、0か1かではなく、一定の期間経過後の相場の上下を予想します。

このようなバイナリーオプションですが、単純な2択ということもあり投機性が高いとの理由で、2013年に国により厳しい規制が課されることになり、国内の取扱業者が減少したという経緯があります。

国の規制により、短期間の取引が禁止されたり、業者側の総取りが禁止されたり、ペイアウト率が制限された結果、大勝ちすることが難しくなる一方、大負けすることもないという安全性の高い取引となりました。

ただ、この規制により、稼ぐという観点からの魅力が減少したことから、国内業者のバイナリー撤退が進み、バイナリー取引をしていた方々は、海外の業者に乗り換えるという現象が起きたようです。

また、近年では、諸外国でバイナリーオプションを禁止するという動きもあるようで、少し先行きが不透明な感じになっているようです。

このような状況ですが、単純に2者択一の取引で、数時間内に決着が付くという点から、投資初心者にも分かりやすく、敷居が低いということで、根強い人気がある商品となっています。

「らくオプ」とは

らくオプとは

「らくオプ」は、ネット証券大手の楽天証券が提供するバイナリーオプションを取引できるサービスで、2020年9月28日から本格的にサービス提供が開始されます。このサービスを利用するためには、FX取引口座の開設が必要となります。

バイナリーオプション

私のようにネットでバイナリーオプションで大儲けみたいな感じで宣伝している業者を怪しく感じる方も多いと思いますし、ネットで調べてみると、詐欺まがいの業者が存在するとの情報も沢山ありますので、躊躇する方が多いのではないでしょうか。

バイナリーオプション自体に問題があるのではなく、サービスを提供している業者側に問題があるとすれば、しっかりとしたサービスを提供できる業者を選べば良いということになります。

その点からすると、「らくオプ」は楽天証券が提供するサービスであるという点がメリットではないでしょうか。楽天証券であれば、入金したお金が返ってこないといった詐欺業者にみられるような事態にはならないと思いますし、不明点などがあれば、カスタマーセンターに問い合わせをすれば対応してもらえます。

取引の概要

「らくオプ」の概要は次の表のとおりですが、取引時間は、AM 8:20~翌AM 4:20までとなっており、その間に2時間ごと、計10回の回号が行われます。

取引手数料無料
取扱通貨ペアドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、ユーロ/ドル
取引金額50円~999円/枚
取引時間AM 8:20~翌AM 4:20の間に2時間毎の計10回号を実施

各回号では上下7本の目標レートが自動的に設定され、回号終了時間にレートがそれらの目標レートより上回る(円安)か・下回る(円高)かを予測し、ビッドします。

つまり、最大で2時間後のレートがどの目標レートの範囲内に収まっているかを予想し、予測が的中した場合は、一定金額(ペイアウト)を得ることができます(途中精算も可能)。

取引の最小単位は1枚で、1枚につき50円〜999円で購入することができ、最大のペイアウト額は1枚につき1,000円となります。

バイナリーオプション

取引画面には、その時点での購入金額が表示されていますが、購入金額は、時間の経過やレートの変動に応じて上下し、取引時間が少なくなり、到達する可能性が低くなったレートの購入額は50円付近に、到達が確実となったレートは1,000円に収束していきます。

具体的に、どのような利益が得られるかというと、予想通りの結果になった場合、ペイアウト金額から購入金額を差し引いた分が利益となります。例えば、500円で購入した1枚の予想が当たった場合、ペイアウト額の1,000円から購入額の500円を差し引いた500円が利益となります。

反対に、予想通りの結果にならなかった場合は、ペイアウトを得ることはできず、「購入金額=損失」となります。先ほどの例では、購入金額である500円分が損失となります。

このように、「らくオプ」では購入金額を超える損失は発生しない仕組みとなっていますし、比較的少額から取引できるので、大きな利益は狙えないものの、気楽に挑戦することができます。

楽天スーパーポイントが利用できる

さらに、楽天証券ならではのポイントとして、楽天スーパーポイントを取引に利用することができるという点があります。国内では現金以外で取引できる業者はないとのことなので、嬉しいサービスですね。

「らくオプ」では、バイナリーオプション取引額の一部または全部に楽天スーパーポイントをあてることができます。楽天経済圏で稼いだポイントを利用して投資することができますし、お試しでバイナリーオプションを体験してみようという方も、ポイント利用であれば、気分的にも少し楽ですよね。

まとめ

今回は、楽天証券が提供を開始するバイナリーオプション「らくオプ」についてご紹介しました。なんだか良く分からない業者ではなく、業界大手の楽天証券が提供するということで、安心感がありまし、比較的少額から始められるということで、投資を始めたばかりの方でも無理なく投資できる商品になっています。

実際に体験してみた印象としては、2時間後のレートを予想するのは難しいですし、残り時間が僅かになると購入金額が高くなり、ほとんど利益が出なくなってしまうので、この商品で大きな利益を上げるというのは難しいかなと思いました。

稼ぐためには、ロット数を上げる必要がありますが、その分、リスクも高くなります。その割に、リターンは1枚あたり最大950円となっていますので、効率的ではありませんが、ポジポジ病を解消するために利用するということも考えられますし、FXの練習的な感じで取り組んでみても良いかもしれません。

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