今月の投資・運用実績(2020年5月31日現在)

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サラリーマン初心者トレーダーの「のりすけ」です。

今年の1月に、全くの初心者から投資の世界に足を踏み入れてから、早いもので5ヶ月が経過しました。

投資を始めて早々、歴史的な大暴落を経験するなど、波乱ばかりの日々でしたが、少し相場も落ち着いてきた5月の投資・運用状況を振り返ります。

フルポジションで多額の含み損を抱えて苦しんでいた状況にどのような変化があったのか、不安と期待が入り交じる相場が続く中、どのような運用成績を上げることができたのでしょうか。

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つみたてNISAの運用状況

つみたてNISAは、長期での運用を前提にしてるので、暴落局面でもじっと我慢して積立てを継続していましたが、日本市場・米国市場ともに株式相場が回復に傾向になってきた流れに乗って、ついに、久しぶりの含み益になりました。

数千円程度とはいえ、ずっとマイナスだったものがプラスに転じると気分的に随分楽になりますね。

現時点では5,000円前後の含み益ですが、15万円程度の積立額ということを考えれば、3%の運用利回りとなりますので、今後もこの調子で推移して欲しいですね。

積立額が多くなるにつれ、価格変動の振れ幅が大きくなるので、同じような大暴落に遭遇したときが怖いですが、長い目で見て資産を増やすための長期投資なので、目先の相場に動じずに淡々と積立てていきます。

国内株式の運用状況

今月の相場状況

今月は、20,000円台で推移していた日経平均がついに21,000円を超え、一時は22,000円台に到達するなど、完全に上昇トレンドとなって終了しました。

2番底がくるのか、それとも、このまま続伸して暴落前の水準まで回復するのかが焦点になりますので、下落リスクも想定しつつ、慎重な取引をしていきたいと思います。

前月からの上昇局面では、ドラッグストアや巣ごもり関係の銘柄の株価が先行して上昇しましたが、最近の上昇トレンドでは、株価大暴落時に暴落し、戻りが弱かった銘柄にもようやく値戻しがあり、含み損で塩漬けとなっていた保有銘柄の損益も回復傾向にあります。

最大230万円程度まで拡大していた含み損も1/3程度まで縮小しています。一部の保有銘柄は、4月を中心に損切りしたのですが、その際に損切りできなかった含み損が大きい銘柄にもようやく回復の恩恵が回ってきたことが要因となっています。

また、引き続き、マザーズ市場は堅調に推移していて、若干バブル感すら漂う感じとなっています。この流れに乗って利益を取ってきましたが、これからは、下落リスクに十分注意しながら、取れる利益を狙っていきたいと考えています。

今月の損益状況

先月に引き続き、今月もハイボラティリティの相場だったこともあり、一定の利益を確保することができました。

月別損益

先月から始めた信用取引を中心に取引を行っているため、資金効率が高くなったことも利益を伸ばすことができた要因になっていると思います。

損切りなどでポジションを整理したことで生じた資金を信用取引の資金に回すことができたことも大きかったです。

今月は大型連休があったため、取引日数は若干少ないのですが、マザーズ市場が強かったこともあって、ハイボラ相場となった影響で、損益共に大きくなりました。

たとえば、10万円以上の利益がでた日が3日あった一方で、10万円以上の損失がでた日も同じく3日ありました。月のトータルでは、約150万円の確定利益から約102万円の確定損失を引いた約48万円のプラスとなっています

この結果、先月末の時点でマイナスとなっていた通算損益がプラスに転じることができました

通算損益がプラスに転じたとはいっても、大暴落時に抱えた保有銘柄の含み損は継続中のため、本当の意味での通算損益はマイナスですが、この調子で隠れた損失を減らしていくことが今後の目標です。

数ヶ月前には考えられなかった利益額となったのは、投資スタイルが定まってきたことが大きいと思っています。この点については、また別の記事でご紹介できればと考えています。

今月の配当収入・株主優待

相変わらず、配当待ちの状態が続いている日本の個別銘柄ですが、今月末になってようやく立て続けに3銘柄分の配当がありました

今回の新たな配当により、これまでの配当収入合計は9,197円となり、約1万円になりました

また、今回配当があった銘柄のうち、「ビックカメラ(3048)」は、配当と併せて、株主優待も届きました。株主優待の内容は、ビックカメラで使える「お買い物優待券」(2,000円分)です。せっかく頂いた株主優待なので、ありがたく利用させて頂きたいと思っています。

計4銘柄で半年分の収益として約1万円というのが良いのかは、それぞれの感じ方次第だと思いますが、今回のような大暴落を経験すると、1銘柄あたり数十万円を塩漬けにした状態で含み損を抱えるリスクと比較すると、リターンとしては少ないかなと感じています。

特に、私のように相場の絶好調時に投資を始めて、高値で購入した銘柄を保有している方にとっては、含み損の方が圧倒的に大きくなっていると思いますので、配当金は焼け石に水といった感じでしょうか。

逆に、暴落した後の底値で新たに銘柄を仕込んだ方にとっては、含み益もありつつ、配当も貰えるという良いとこ取りという状況になります。

個人的には、配当目的の投資は凍結し、タイミングを見ながら、現物株のポジションを無くしていこうと考えていますが、2番底になった場合には、一部の高配当株だけ再投資することも考えています。

今月の失敗点・反省点

場中の安易なエントリー

損失を出した銘柄の傾向から見える今月の反省点としては、前日に検討してエントリーした銘柄以外の銘柄に場中に飛びついてしまって失敗するケースが何度かあったので、このような安易なエントリーをなくす必要があると思っています。

ただ、難しいのは、場中の飛びつき銘柄でも一定の利益を上げることができているという点があるからです。

中には、前日検討してエントリーしたけど、寄り付き前の板の状況からエントリーを見合わせた銘柄や、検討したけどエントリーを見合わせた銘柄が見込みに反して上昇した場合も含まれています。

ということで、単に場中のエントリー銘柄というザックリとした括りではなく、もう少し飛びつき銘柄の勝率などを分析してみて、どのような条件ならエントリーしても良いかを検証してみようかと思います。

お祭り銘柄に飛びつかない

最近のようなハイボラ相場では、特定の銘柄の値動きが大きくなることがあります。特に、株価大暴落を受けて新たに証券口座を開設する方が増えていることもあり、個人投資家の買いが急増しているため、そのような方が殺到する銘柄が突飛高になったりすることもあるようです。

マザーズや東証2部だけでなく、東証1部の銘柄さえも突飛高や突飛安になる状況が日々発生しているのですが、今月の話題の銘柄といえば「アンジェス(4563)」ではないでしょうか。

まさに急上昇からの急降下というジェットコースターのような値動きをしていましたので、この銘柄に手を出して大儲けした方もいれば、大損した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

アンジェス祭りが行われていることを端から見ていたのですが、ちょっと手を出してみようかと思い、祭りに参加してしまいました。

その結果、約5万円の利益を得た一方、約22万円の損失となり、トータル収益はマイナス17万円という結果となっています。

たまたま家にいてチャートを見ていたときにナイアガラの滝を体験したのですが、急降下する際は一旦、板が止まってしまい、大きくギャップダウンして寄付くという恐ろしい状況でした。

このような状況になると、もはや含み損が増大するのを為す術もなく眺めているしかないという状態です。やはり、機関投資家などが参加しているこのような銘柄に素人が手を出すのは止めておくのが無難だということを身をもって経験しました。

米国株式の運用状況

最後に、米国株式への投資状況を見ていきましょう。米国市場も日本市場と同じく、かなり回復してきたので、米国高配当株の株価も上がってきましたが、引き続き、保有している米国株式は特に触らずに放置しています。

  • バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
  • iシェアーズ コア米国高配当株 ETF(HDV)
  • SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF(SPYD)

つみたてNISAはプラスに転じたのですが、米国株式は未だに合計で5万円程度の含み損を抱えている状況となっています。

日本株の配当銘柄のところでも書いたのですが、米国株式を購入した際も、米国市場が絶好調だった時期だったため、現時点では含み損を抱えていて、配当額でも含み損を相殺するのは難しい状況です。

このように、得られる利益と株価変動のリスクを比較すると、割に合わないのではないかとも感じています。米国株もある程度値が戻った段階で一旦ポジションを解消し、2番底のタイミングで再投資しても良いのかなと感じ始めているところです。

まとめ

今月の初心者トレーダーの運用実績をご紹介させて頂きました。今月の収支は、最悪期からみると、含み損が1/3程度まで減少し、手持ち資金が回復しました。

投資実績

現在は、ポジション解消で回復した資金をもとに信用取引を活用して利益をあげているという状況です。この先も相場状況が不透明な中、まずは含み損を解消することを目標に投資を続けていきたいと思います。

今月の運用成績はトータルではプラスとなったのですが、1日10万円以上の損失をだした日が3日あるなど、マイナス幅も大きくなってしまいました。

投資の世界では、すべて勝つことはあり得ないので、極端な話、1勝9敗だったとしても、収支がプラスになれば良いということのようですが、可能な限り勝率を高めていくことが必要だと考えています。

そのためには、現在の投資スタイルを磨きながら、勝率を高めることで損失額をできるだけ減らしていくために、日々の研究を続けていきたいと思います。

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