楽天銀行に口座を開設してみた!

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楽天経済圏に本格的に参入するにあたり、楽天証券の口座を開設したことを「楽天証券で証券口座を開設しました!」という記事で紹介しましたが、今回は、楽天経済圏での必須アイテムの一つであり、大きなメリットがある楽天銀行の口座開設についてご紹介します。

楽天証券と楽天銀行を連携させると、様々なメリットがありますので、こちらの記事も参考にしてください。

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楽天銀行とは

銀行

「楽天銀行」は、楽天グループである楽天銀行株式会社が運営しているネット銀行です。元々は、イーバンク銀行株式会社が運営していたイーバンク銀行を楽天が買収し、2010年5月に名称を楽天銀行株式会社に変更して現在に至っています。

ネット銀行だと、「実店舗がないので、実際にお金を入出金する際に困るのではないか」とか、「何となく怪しいのではないか」というイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

確かにネット銀行である楽天銀行は、独自のATMなどはありませんが、入出金に関しては、楽天銀行と提携している銀行(セブン銀行や三菱UFJ銀行など)やコンビニエンスストアなどのATMで行うことができます

また、振り込みについても、スマートフォンのアプリやインターネット上で行うことが出来ますので、実際に使っていて店舗や独自のATMがないことで特に不便は感じません。

大切なお金を預けるわけだし、大手銀行の方が安心できるという理由でネット銀行を敬遠される方もいるかもしれませんが、ネット銀行も元本1,000万円までとその利息等を保護する「預金保険制度」の対象となりますので、それほど心配しなくても良いと思います。

楽天銀行のメリット

普通預金金利がお得になる

楽天銀行の最大のメリットは、普通預金金利の高さではないでしょうか。楽天証券との連携である「マネーブリッジ」を設定することにより、金利が一般的な金利の100倍となる0.1%になるという大きなメリットがあります

この点については、以前、「楽天証券と楽天銀行の連携(マネーブリッジ)」という記事でご紹介しているので、詳しくはそちらを見て頂ければ良いのですが、投資などは怖いという方は、安全な運用先である銀行預金での資産運用も可能です。

「株取引などは行わないので、楽天証券の口座を作るのはちょっと・・・」という方は、楽天カードのカード利用金額の引落があると普通預金の金利が0.04%になります。継続的に楽天カードの引落しがあれば、0.04%の金利がずっと適用されます。

ATM手数料などの手数料が無料になる

ネット銀行は手数料が安いのが特徴ですが、楽天銀行も手数料がお得になっています。たとえば、楽天銀行間での振込については何度でも手数料が無料、他行宛ての場合でも、都市銀行等と比較すると半額程度の手数料となっています。

他行宛ての振込手数料については、「ハッピープログラム」にエントリーすることで、会員ステージに応じた優遇を受けることができ、最大で月3回まで無料となります。

また、会員ステージが低い場合でも、給与・賞与・年金を楽天銀行で受け取った場合には、同じく月3回までの振込手数料が無料になります。ただし、会員ステージに応じて付与される手数料無料の特典との重複での特典適用はできませんので、無料回数が多い特典が適用されます。

「ハッピープログラム」とは、楽天銀行が行っている顧客向けの優遇プログラムです。楽天会員の情報と楽天銀行の口座情報を連携させる「楽天会員リンク登録(無料)」を行うことで、ハッピープログラムへのエントリーも完了します。

コンビニなどで24時間利用可能なATMの手数料についても、「ハッピープログラム」にエントリーすることで、会員ステージに応じた優遇を受けることができ、最大月7回まで無料となります。

ハッピープログラム

ちなみに、ATMでの入金に関しては、1回3万円以上の場合は手数料無料ですし、口座開設後6ヶ月目までは、無条件で最低月5回はATM手数料が無料になります。また、手数料が発生する場合でも、楽天スーパーポイントを利用することもできます。

ATM手数料については、3万円以上を入金する場合は手数料がずっと無料なのに対して、少額の入金やすべての出金は時間帯を問わずに手数料が発生します。楽天銀行にお金を入れる分には敷居を低くしつつ、出す分には手数料を取ることで、預ける額を増やそうという仕組みとなっています。

そのため、日常生活で利用することを前提にする場合は、頻繁に出金すると手数料が高くなってしまうので注意が必要です。とりあえずは、ATM手数料の無料枠を活用し、枠がなくなったら、振込手数料の無料枠を活用して、出金手数料のかからない他の取引銀行に振り替えるという方法もありかと思います。

楽天証券への入出金が自動化される

先ほど、楽天銀行の普通預金の優遇金利について説明しましたが、楽天銀行の大きなメリットの一つである普通預金の金利0.1%を適用するためには、楽天証券口座との「マネーブリッジ」を設定する必要があります。

そのため、株取引などを行わない方でも、楽天証券に口座を開設することをお勧めするのですが、「マネーブリッジ」を設定することにより、楽天証券で取引を行う際に、楽天銀行からの入出金が自動化されるというメリットがあります

通常は、銀行から資金を証券口座に移し、その資金を用いて株取引などを行うのですが、自動入出金を設定していると、必要なときに自動的に楽天銀行から楽天証券の口座に資金が移動され、不要になれば自動で楽天銀行の口座に資金が戻ります。

株取引などを行う方にとっては、とても便利な機能となりますが、便利すぎて必要以上に株式投資などに資金をつぎ込んでしまうというリスクもありますので、自制が必要になります。

楽天スーパーポイントが貯まる

楽天銀行は、給与の受け取りや他行口座からの振込だけでなく、楽天カードの口座振替などでも楽天スーパーポイントが発生する仕組みになっているので、楽天銀行を利用すればするほど、ポイントが貯まります。

普通に銀行を利用しているだけでポイントが貯まっていくので、お得ですね。また、楽天証券を利用している場合、自動入金(スイープ)や楽天証券での取引でもポイントが貯まるのはありがたいですね。

楽天銀行


「ハッピープログラム」の会員ランクが上がった場合には、ハッピープログラム対象の楽天スーパーポイントの獲得倍率も上がり、最大で3倍になるなど、楽天スーパーポイントが貯まります。

ハッピープログラム

また、楽天カードの引き落とし口座に楽天銀行を使っていると、楽天市場で買い物したときに楽天スーパーポイントの還元率がさらに+1倍となります。

楽天市場で楽天カードを使って買い物すると、カード利用分のSPUとして+2倍~+4倍のポイントが付与されますが、楽天銀行を引き落とし先にしておけば、さらに+1倍となって楽天市場で+3倍~+5倍のポイントがもらえるようになります。

楽天銀行の口座開設方法

口座開設

口座開設キャンペーン

楽天銀行のメリットを確認したところで、実際に口座を開設してみましょう。楽天銀行では、新規口座開設ポイントのプレゼントキャンペーンを実施しています。このポイントを獲得するためには、エントリーボタンから口座開設を行いましょう。

楽天銀行

本人情報の入力

口座開設の申込情報を入力する画面になりますので、氏名や住所などを本人確認書類の内容どおりに正確に入力していきましょう。

楽天銀行

居住地域や職業などについて入力していきます。

楽天銀行

キャッシュカードの選択

キャッシュカードのデザインと機能を選択します。大きく分けると、①デビット機能付き、②クレジット機能付き、③キャッシュカードのみの3種類となりますが、いずれの場合もキャッシュカードの機能はあります。

楽天銀行

どの種類のカードが良いかは、それぞれの利用目的などに応じて決めてください。

「デビット機能付キャッシュカード」は、事後払いではなく、その場で口座から直接引き落とされるため、カード会社の審査は不要となっており、プリペイドカードに近い感覚で使うことが出来ます。

デビットカードを申込む場合には、カード会社の審査がないため、カードに記載される名前、デビット用暗証番号やネットショッピング用のパスワードを決定するだけですぐに発行されます。

楽天銀行

「クレジットカード機能付きのキャッシュカード」は、通常のクレジットカードと同様に、与信審査が行われます。クレジットカード機能付きのキャッシュカードの中に、「楽天銀行カード」というカードがありますが、こちらは「楽天カード」とは異なるものなので、ご注意ください。

「楽天銀行カード」とは、楽天銀行のキャッシュカードにクレジットカードである「楽天カード」の機能が付いたものとなります。カードが1枚にまとめられて便利な一方、楽天ポイントカードとしての機能が付帯していないなど、「楽天カード」との違いがありますので、注意してください。

カードの選択が終了すると、「口座の利用目的」を登録します。複数選択可能とのことですが、必須項目なので、最低1つは選択しましょう。

楽天銀行

本人確認書類の提出

本人確認書類の提出方法を選択します。運転免許証やマイナンバーカードなど、用意した本人確認書類を選択し、提出方法を選びます。

提出方法は、①スマホアプリでの送付、②書類受取時に配達員に提示する、③郵送の3通りから選ぶことが出来ますが、提出する書類によって提出方法が限定されていますのでご注意ください。

たとえば、住民票はコピーの提出が不可となっていますので、郵送のみでの提出となります。免許証やマイナンバーカード、パスポートを取得しておらず、公共料金なども世帯主名義となっていて自分宛ての追加書類がない場合などは、住民票などを提出することになるため、郵送となってしまいます。

私の場合は、配達員に本人確認書類を見せることに抵抗があったので、運転免許証をスマホアプリで提出しました。

スマホアプリでの提出方法ですが、あらかじめダウンロードしておいた「楽天銀行アプリ」を起動すると、「書類を送る」というボタンが表示されますのでクリックし、楽天銀行から電子メールで送られてくる「お客さまの登録番号」、「お客さまのアクセスキー」を入力して、画面の指示に従って免許証等の本人確認書類の写真を撮って送信するだけです。

楽天銀行

追加オプションの選択

続いては、追加オプションの選択画面になります。口座開設と同時に申し込みできるオプションとしては、①楽天銀行スーパーローン(カードローン)、②楽天銀行toto、③楽天証券口座(金融商品仲介)がありますので、お好みで選択してください。

ただ、カードローンは使い方に注意が必要ですので、特に必要がないのであれば、選択しなくても良いと思います。

反社勢力に関する表明

最後に、「反社会的勢力に関する表明・確約」を一読し、「同意する」にチェックを入れると、入力内容の確認画面となりますので、内容を確認して申し込みボタンをクリックします。

楽天銀行

これで申し込みは終了となりますので、あとは選択した方法で本人確認書類を提出すれば、後日、郵送でキャッシュカードが送付されてきます。

まとめ

今回は、楽天銀行のメリットや口座開設方法についてご紹介しました。楽天銀行はネット銀行なので、口座開設の手続きもネットで完結しますし、優遇金利などのお得なサービスもあります。

ただ預金しているだけで、大手銀行の100倍の金利が付くので、低リスクで資産運用が出来ますし、銀行口座としての使い勝手も良いので、お勧めです。

それに加えて、取引実績に応じて楽天スーパーポイントが付与されるなど、楽天経済圏で活動するうえでは、利用したいサービスの一つとなりますので、皆さんも始めてみてはいかがでしょうか。

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