今月の投資・運用実績(2020年8月31日現在)

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サラリーマン初心者トレーダーの「のりすけ」です。

投資を始めて以来、月単位では最悪の損失を出す結果となってしまい、これまで積み上げてきた利益が吹っ飛び、再び損失を抱えることとなった痛恨の7月から1ヶ月が経ちました。

厳しい状況だった先月から一転し、8月はマザーズ市場が堅調に推移するなど、新興市場を中心に地合が良くなってきたこともあり、比較的順調に運用成績をあげることができました。

山あり谷ありといった感じで、中々安定した実績が出せない投資生活が続いていますが、投資開始後8ヶ月めとなる8月の運用成績をご紹介します。

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つみたてNISAの運用状況

感染第2波や首相辞任といった国内の動き、そして米国大統領選も近づいてくるなど、先行きの不透明感が増し、どちらに転ぶかが読めない株式相場ですが、米国市場が堅調だったことを受けて、今月の「つみたてNISA」の損益は含み益で推移し、前月から含み益が倍増しました。

先月は13,000~14,000円前後だった含み益ですが、今月は35,000円程度まで伸びました。26万円程度の積立額ですが、13%超の運用利回りとなりますので、今後もこの調子で推移してくれることを願うばかりです。

やはり、個別株で苦労していることを考えると、最も確実な運用であると言われる長期投資の実力が発揮されているといった感じです。日々の株式投資に疲れてきたら、積立て投資に専念するというのもありかなとさえ思ってしまいます。

国内株式の運用状況

今月の相場状況

今月の国内株式市場は、夏枯れというアノマリーがあるように、マザーズを除けば、大きな動きもなく推移していた感じでした。首相の退任発表で大きく下落するとい場面もあったものの、翌営業日からは再び元の相場に戻るなど、今のところ大きな影響はみられませんが、今後は政局の影響で多少の上下変動があるかもしれませんので、注意しながらトレードをしていこうと思っています。

新興市場が堅調だった要因の一つとして、IPO銘柄に資金が集まっていたこともあげられますが、それぞれのIPO銘柄で祭りが行われて、ボラティリティが高い状態が続いていましたので、これらの銘柄に入っていた方は、大きく利益をあげることができたのかもしれません。

個別の銘柄をみると、月の後半は、堅調だったグロース株が落ち着き、割安感が出ていたバリュー株が伸びるなど、投資先の選定に苦労する場面が多くなってきたので、無理をせずに銘柄を絞り込んで控えめなトレードを心がけていました。

今月の損益状況

今月は、相場の先行きが読めなかったこともあり、慎重にトレードしていたことも幸いしたのか、概ね堅調に利益を上げることができました。

月の初め頃には、1日で30万円の損失を計上したこともありましたが、損失が出た日は合計3日のみで、月の中盤からは毎日利益を計上することができた結果、月の収支としては過去最高の65万円の利益となりました。

大きな損失となったのは、JR各社の株で、下落局面だったので空売りで利益を取っていたところ、反転のタイミングで乗り遅れて、再び下落すると読んでしばらく保有していましたが、結局、上昇トレンドになり、損失となってしまいました。

逆に、大きく利益を取ることができたのが、IPO銘柄の「ティアンドエス(4055)」でした。この銘柄は、2万円を超える値がさ株ということもあり、ボラティリティが高い上に、何日も連騰していたことから、数日間で30万円以上の大きな利益を取ることができました。

先月の記事では、GMOクラウドで大きな利益から一転、マイナスになったことをご紹介したのですが、今回はこの経験を活かして、調子に乗りすぎないようにしたため、多少の下落で利益を減らす場面はあったものの、大きな下落局面に巻き込まれるのを防ぐことができました。

この結果、通算の確定損益は先月の約74万円のマイナスから回復し、損失を8万円台にまで減らすことができました。また、現物で保有している銘柄も含み損が11万円減少しています。

月別損益

2020年8月の配当収入・株主優待

日々行っている短期トレードのほか、中長期トレードとして高配当株の銘柄をいくつか保有していますが、決算シーズンが一段落したこともあり、先月は配当がありませんでした。今月は、2社分の配当となる約9千円の配当収入がありました。

これまでにも何度か述べてきましたが、高配当狙いでの投資は、株価が底値の時に購入した場合以外は、相当期間保有し、かつ、高配当が維持されない限り、トータルで収支をプラスに持って行くのは難しいなと感じています。

現在のように企業の業績が悪化し、相場も下落傾向になった場合は、保有株の含み損が生じますし、減配リスクも重なって、含み損を超える利益を得ることが難しい状況となってしまいます。

今月の失敗点・反省点

口座の選択誤り

今月の一番の失敗点としては、取引口座を誤って発注してしまったことです。信用取引で、同日中に同じ銘柄で何度も売買を繰り返していたのですが、セット注文を入れる際に、誤って口座を特定口座ではなく、一般口座に設定して注文してしまい、以降の注文も同様に一般口座で発注してしまいました。

税引きで利益を貰える特定口座と異なり、確定申告が必要な一般口座で利益を計上してしまいましたので、確定申告を行うなど、色々と面倒なことになりそうです。

新たに始めた先物取引でもある程度の利益がでていますので、そちらと合わせて確定申告することになりそうですが、職場に雑所得があるのが知られてしまうのは、気分的に嫌な感じですね。

1日信用の条件誤り

その他にも、今月は誤発注がありました。内容としては、含み損を抱えてしまうリスクを減らす目的で、一般信用(1日)で発注するトライアルをしていたのですが、制度信用との使い分けを行っているときに、いままでは執行条件を「大引不成」にしていたのが、設定されておらず、強制決済されるケースが何件か発生してしまいました。

このような場合、ペナルティとして手数料が3,000円ほど上乗せされた上に、翌営業日の寄り付きで自動決済されるのですが、1件は翌日の寄り付き時に前日より価格が上昇したため、結果として損失が半減し、手数料分を含めてもトクをしたという結果オーライのケースになりましたが、もう1件は逆に損失が拡大した状態で決済されました。

ただでさえ、限られた貴重な利益なので、このような無駄な手数料を払うような事態は避けなければなりません。口座の件も含めて、慌てて発注せずに、よく確認してからクリックしようと思います。

米国株式の運用状況

配当利回りの高さを評価して投資している米国高配当株式ETFの運用状況ですが、持ち株数に変化はなく、配当もありませんでした。今月も米国市場が堅調に推移したため、株価は回復傾向にあり、対先月比では含み損が微減しています。

ただ、このような世界情勢の中で、何事もなかったかのように回復しつづける米国市場は、実体経済との乖離が進んでいるようにも思えます。

今後も米国市場が右肩上がりで成長し続けると信じることができないのであれば、米国高配当ETFへの投資にも見切りを付ける必要があるかもしれません。

まとめ

過去最大の損失を計上した7月から一転、投資開始後、8ヶ月目となる8月は、過去最高額となる利益を計上することができました。トータルの確定収支を再びプラスにできるまで、あと一歩に迫ることができましたので、引き続き、プラス圏内で推移できるように頑張ろうと思います。

投資実績

先月の大損で、すっかり投資に対する自信を失いかけていましたが、この調子で頑張っていこうと思えた一月でした。未だに、損切りが上手くできずに、大きな損失となってしまうことがありますので、この辺りの精度を高めて、せっかく得た利益を守っていけるようにしたいですね。

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