サラリーマン初心者トレーダーの「のりすけ」です。
株取引などの取引を行う場合、手数料は必要なコストかもしれませんが、手数料分は利益が減りますので、なるべく少ない方がいいですよね。
私が投資を行う際に利用している楽天証券は、業界でも手数料が最低水準となっていますが、取引スタイルに合わせて手数料コースを選択することで手数料を節約することができたり、楽天スーパーポイントを貯めるもできます。そこで、今回は、楽天証券の手数料コースをご紹介します。
楽天証券の手数料コース
楽天証券の手数料コースには、「超割コース」と「いちにち定額コース」の2種類があります。
いちにち定額コース
楽天証券の「いちにち定額コース」は、当日中の取引金額に応じて手数料が決定する仕組みになっています。具体的な手数料は次のような感じで、50万円までなら、何と手数料無料となっています。
1日に複数回の取引を行っても、取引金額が少額の場合、手数料が割安になり、50万円までなら手数料無料となりますので、投資を始めたばかりの方や少ない金額で取引される方にとっては、メリットがあるコースとなっています。
私も投資を始めた頃は、現物取引だけだったこともあり、頻繁に取引するわけではなかったですし、高額な銘柄には手を出せなかったので、このコースを選択し、1日の取引金額50万円までになるようにしていました。
また、1日で取引を手仕舞うデイトレード(日計り取引)をした場合、返済手数料が無料となる「デイトレード割引」(日計り取引片道手数料無料)という割引プランが適用されます。
このように、デイトレードを中心に取引を行っているデイトレーダーの方にとってもメリットがある手数料コースになっていますね。
超割コース
「超割コース」は、いちにち定額コースと異なり、1回の取引額に応じて手数料が決まります。手数料は、現物取引と信用取引で異なっており、50万円までは信用取引のほうが割高となっていますが、50万円超からは現物取引の方が割高となります。
信用取引の場合、50万円以上は手数料が同額なので、いちにち定額コースよりもお得感が出てきます。私は、投資を始めた当初、いちにち定額コースを利用していたのですが、信用取引を始めたこともあって、1日の取引額が大きくなったこともあり、途中から超割コースに切り替えました。
通常でも業界最低水準を謳っている楽天証券の手数料ですが、超割コースでは、「大口優待」という制度があり、一定の条件を満たして大口優待が適用されると、3ヶ月間は手数料がさらにお得になります。
適用条件は、次のとおりですが、とてもハードルが高そうですよね。私の場合も、大口優待とは無縁だと思っていましたのですが、最近、大口優待が適用されたとの通知が突然来てびっくりしました。
具体的にどの条件をクリアしたかは通知されなかったのですが、どうやら、新規約定金額が5,000万円を超えたみたいです。値がさ株を信用取引で何度も取引していたので、自分でも気が付かないうちにとてつもない金額の取引をしていたようです。
楽天スーパーポイントが貯まる
「超割コース」は、取引手数料の1%(大口優遇なら2%)が楽天スーパーポイントとしてキャッシュバックされます。対象は、国内株式、海外株式、先物・オプション、金・プラチナとなっています。
手数料の1%だと、大したことないと思われるかもしれませんが、いくら手数料が安いといっても、日々、取引をしていると、それなりに手数料がかかっています。そのため、私の場合でも、毎月、それなりのポイントが付与されています。
ポイント分は手数料が値引きされているのと同じですし、楽天証券で投資信託を購入する際に使ったり、楽天ペイなどで利用することもできるという楽天グループならではのメリットとなりますので、嬉しいですね。
ちなみに、大口優待だとポイントが2%となりますが、そもそも手数料が無料になるケースが多いので、現物取引以外はポイントという意味ではあまりメリットはないかもあいれませんが、手数料額自体の方が金額が高いので、トータルではトクになりますね。
まとめ
今回は、楽天証券の手数料コースについてご紹介しました。今回ご紹介したように、楽天証券では2つの手数料コースが用意されていますが、どちらのコースがお得になるかは、それぞれのトレーダーの取引スタイル次第だと思います。
株取引を行うにあたって、手数料というのはなるべく少ないに越したことはないのは間違いないです。私も投資を始めた当初は、可能な限り手数料を安くしたいと考えていました。
ただ、半年間の投資経験を積んだ現在では、手数料を気にしすぎることはマイナスになるのではないかと考えています。例えば、私は、いちにち定額コースを選択していて、手数料を0円にしたいとの理由で取引金額を50万円に抑えるということをやっていました。
たしかに手数料は削減できたかもしれませんが、それ以上の利益を取れる可能性を捨てていることになるという思いに至りました。
今では、利益を取れるのであれば、たとえ手数料を払ったとしても、得られる利益は減るものの、マイナスになるわけではなく、利益を得ることに変わりがないという気持ちで取引を行っています。
コメント