今月の投資・運用実績(2020年4月30日現在)

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サラリーマン初心者トレーダーの「のりすけ」です。

波乱ばかりの3月に引き続き、投資を開始して4ヶ月目となった4月の投資状況を振り返って見ようと思います。

大暴落相場で危機的な状況にまで膨らんだ含み損を解消することができたのか、引き続き、先行きが見通せない相場が続く中、果たしてどのような運用結果となったのでしょうか。

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つみたてNISAの運用状況

つみたてNISAについては、長期での運用を前提にしていますので、今月も運用方針に変更はなく、これまでと同様、3本のインデックスファンドに対して、毎日、数百円づつの積み立てを継続しています。

先月から米国市場や日本市場の株価が一旦底を打ち、1/3程度まで回復してきましたので、つみたてNISAもマイナスの運用益が減少し、数千円のマイナスまで回復してきました。今後も、このまま順調に推移していってくれることを願うしかありません。

今後の予定としては、現在、つみたてNISAは毎日積立てにしていますが、楽天カードを作ったので、カード払いの毎月積立てに変更しようかと考えていました。

ただ、今年に入ってからの大暴落局面では、月単位で購入する場合と比較して下落時の購入が可能となるため、毎日積立ての方が有利なような気がしていますので、当面は現状維持にしようかと思っています。

国内株式の運用状況

今月の相場状況

今月は、米国市場・日本市場ともに株価の暴落傾向に歯止めがかかり、一旦底を打った後、暴落前の水準の1/3程度にまで株価が戻ってきました。今後、2番底があるかどうかが焦点になりますが、現状は19,000円から20,000円までの間でのレンジ相場となっています。

ボックス内でのレンジ相場がしばらく続いている状態では、ボラティリティが小さいので、全般的に利益が取りにくい状況となっています。

ただ、マザーズ市場は暴落前の水準まで回復するなど、若干バブル的な感じで高騰していますので、リスクは高いものの、利益を取るためには狙っていきたい状況です。

今後の注目ポイントは、もみ合いが続いている状況で溜まったエネルギーが爆発した際に、株価が上昇に向かうのか、下落して2番底に向かうのかという点でしょうか。こればかりは誰も分からないので、どちらにも対応できるように、できるだけニュートラルな状態にしておきたいですね。

今月の損益状況

先月は、ボラティリティが大きかったこともあり、強い銘柄はレンジ相場の中でも大きく株価が上昇し、ついに株価暴落前の水準を超えた銘柄もありました。

このような状況の中、個人的にもそれなりの利益を確定することができました。これまでの通算利益は60万円を超え、当初の目標であった20万円を大きく上回ることができました

このように書くと順風満帆に思われるかもしれませんが、利益を確定させた一方、これまでに抱えていた含み損の整理も行い、損失も確定させたため、トータルの損益はマイナスとなっています

月別損益

大暴落前となる投資開始直後に購入していた株の多くが含み損を抱えていて、最悪時には200万円近くの含み損となっていたことは、以前「逆張り初心者投資家が株価大暴落で直面した危機」という記事でご紹介しました。

含み損を抱えた銘柄について、当初は、このまま保有しておいて、株価が以前の水準に近いところまで回復して、含み益がでた時に売却して利益を狙おうと考えていました。

ただ、最近、短期トレードを行うことによって、ある程度の利益が取れるようになってきたため、いつ上がるか分からない株を保有して限りある資金を塩漬けにするよりは、一旦は損失が出るけど、新たな投資のための資金を確保して利益を狙っていく方が、プラスになるのではないかとの考えに至りました。

ということで、確定した利益に見合う含み損の株から処分し、確定利益と相殺することにしました。結果として、ポジションも軽くなり、新たな投資に回す資金を捻出することができましたし、気分的にも少し楽になりました。

現時点では、新たな投資で生じた損失や追加で処分した塩漬け株による損失が加わったため、トータルの収支もマイナスになっていますので、これをプラスにすることが当面の目標となっています。

気持ちの問題かもしれませんが、トータルの損益がプラスだったときと比較して、含み損の処理によって損益がマイナスになってからは、新たな取引で確定する利益も少なくなったと感じています。

市場のボラティリティが小さくなっていることが原因かもしれませんが、株価の流れと同様、損益をマイナスのままにしておくのは良い流れが出にくいのかもしれません。早くプラスに転じるようにしたいですね。

今月の配当収入・株主優待

米国株式と違って、いくら待っても配当がない日本の個別銘柄ですが、ようやく2月が配当月だった1銘柄のみ、配当がありました。金額的には、わずか1,435円となっていますが、初めての日本株からの配当収入です!

郵送で「配当金計算書」や「議決権行使書」といった書類に送付されてきました。こういった書類をみると株主になったという実感が湧いてきますね。

今回配当があった銘柄は「イオン(8267)」ですが、配当と併せて、株主優待も届きました。株主優待の内容は、イオンで使える「イオン株主様ご優待カード」です。このカードをイオンで使うと、持ち株数に応じた割合でキャッシュバックされたり、対象のレストランでの10%割引、専門店での5%割引といった特典があります。

近くにイオンがある人にとってはメリットがある優待かもしれませんね。私の場合は、イオンには月に数回買い出しに行く程度で、日常的に買い物する訳ではありませんので、どの程度活用できるかは分かりませんが、せっかくの株主優待なので、できる限り活用したいと思っています。

配当については、他にも2月分、3月分の対象銘柄があるのですが、未だに配当に関する連絡がありません。権利確定日から2ヶ月くらいはかかるとの情報があるので、そんなものかなと思っているのですが、いまだに1銘柄しか配当の手続きが行われていません。

社内での手続きなども必要なんだと思いますし、現在の社会状況の影響もあると思いますが、結構な時間がかかりますよね。配当収入を得るということ自体、初めての経験なので、いつになったら貰えるのか分からないということもあり、不安になります。

しかも、この急激な景気後退で減配に踏み切る会社も出てきていますので、本当に配当自体が出るのかなという不安も感じています。実際に、ANAの株式を権利確定日に保有していたのですが、減配により今期は「配当なし」となったとの発表があったので、貰えないという状況も発生しています。

配当目的で投資される方もいると思うのですが、権利確定後に配当額が減配されるというのは後出しジャンケン的な感じにはならないのでしょうか。逆に増配される場合もあるかもしれないので、なんとも言えませんが、これが普通なんですかね。

今月の失敗点・反省点

今月は、それなりに利益を確定することができたのですが、保有していた塩漬け株の処分で発生した損失以外にも損失が出た取引が結構ありました。

もはや損切り自体は躊躇しないのですが、短い期間の取引にもかかわらず、損切りするタイミングを逃して大きくマイナスになった取引があり、全体の損益にも影響がありました。

それぞれの失敗を教訓にして、徐々に成功確率を高めていければ良いとは考えているのですが、やはりプラス額を増やすのは大変だけど、マイナス額を増やすのはあっという間で、しかも額が大きくなってしまいますので、慎重さも必要だと感じています。

取引数が徐々に増えてきて、これまでに失敗した取引などから得た教訓としては、好悪材料が出て話題となった銘柄へのエントリーはかなり慎重さが必要であるということです。今月は、話題となった銘柄にエントリーして失敗した事例が数件ありました。

規模の小さい個人投資家などがその日の好悪材料に踊らされてその銘柄に殺到すると、機関投資家などの大口投資家にやられてしまって、かなりの確率で痛い目に遭う気がします。良い材料が出たら下がり、悪い材料が出たら上がるくらいのつもりでいた方が良いかもしれないです。

インサイダー取引が禁止されているといっても、大口の投資家たちは独自の情報網から事前情報も含めて多くの情報を得ていると思います。このような情報を基に事前に仕込んでおいて、情報網を持たない個人投資家が報道などの情報を基に飛び込んでくれば、ここぞとばかりに利益を確定して逃げていき、結局は個人投資家がババを掴まされるというような構造が出来ているような気すらします。

勝率を高めていくためには、このようなことにも注意しつつ、話題の銘柄などに安易にエントリーするのではなく、事前に十分検討した上で慎重にエントリーすることで、勝率を高めていくことが必要になるのかなと感じています。

米国株式の運用状況

米国高配当株式の運用状況

最後に、米国株式への投資状況を見ていきましょう。米国株式についても、米国市場は若干落ち着いてきたものの、依然として先行き不透明となっていますので、相場の動向を見ている状態です。

ということで、保有している米国株式は先月から変更はなく、3つの米国の高配当株式(ETF)に投資しています。

  • バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
  • iシェアーズ コア米国高配当株 ETF(HDV)
  • SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF(SPYD)

購入時点からは大幅に価格が下落し、10ドル程度の乖離が生じて合計で6万円程度の含み損を抱えている状況となっていますので、少し買い増し(ナンピン)をして、平均取得単価を下げても良いかなという気持ちがあります。

ただ、先行きが不透明なことや日本株のポジション整理を優先したいことから、積極的な買い増しは行わず、配当金の再投資ということで、米国株式から得た配当金を活用して購入できる銘柄を1口だけ購入しました。

今月の配当収入

先月、3銘柄を保有しているうちの2銘柄からの配当がありましたが、今月は残りの1銘柄も配当がありました。わずか6.58USDなので、抱えている損失からすると微々たるものなのですが、やはり貰えると嬉しいですね。

米国配当

次回の配当は1年後になるようなので、それまでに余裕ができて、市況も追加投資できるような状況になっていれば、買い増しをして配当増を狙っていきたいと思います。

ただ、配当金だけで満足できる収入を得るためには、数百万円単位での投資が必要となりますし、その場合には株価下落による大きな含み損を抱えるリスクも抱えることになりますので、リスクとリターンを比較しながら投資を検討する必要があると考えています。

まとめ

今月も恥ずかしながら、初心者トレーダーの運用実績をご紹介させて頂きました。今月の収支は次のような感じとなっています。最悪期からみると、100万円近く含み損を減らすことができました。

投資実績

気が付けば投資を始めてから4ヶ月が経過したのですが、この短い間の中で本当に色々な出来事がありました。歴史的大暴落という大波にのみ込まれたものの、現在は何とか食らいついているという状況です。

不幸中の幸いということかもしれませんが、明確な方向性を定めることなく始めた投資のスタイルも、必要に迫られて徐々に固まってきたと思っています。

これから自分の投資スタイルを確立しながら経験を積んで、この荒波に上手く乗れるようなスキルを身につけていくことで、可能な限りリスクを減らしつつ、安定して利益を上げられるようになりたいと思っています。

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