今月の投資・運用実績(2020年7月31日現在)

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サラリーマン初心者トレーダーの「のりすけ」です。

投資の素人だった私が、投資の世界に飛び込んでから半年、当初は歴史的大暴落で多大な含み損を抱えてしまいましたが、その後、順調に利益を上げることができるようになってきていました。

しかし、レンジ相場から再度の下落相場の予感が出始めた7月は、これまでに経験したことがないほどの損失を出してしまいました。

これまで積み上げてきた利益も吹っ飛び、再び損失を抱えることになってしまった、投資開始後7ヶ月めの運用成績をご紹介します。

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つみたてNISAの運用状況

先行きが不透明になってきた感のある株式相場ですが、今月は何とか現状維持で推移しましたので、「つみたてNISA」の損益は含み益で推移しました。長期投資とはいえ、含み益が出ていると嬉しいものです。

先月は7,000円前後だった含み益ですが、今月は13,000円~14,000円程度で推移しました。24万円程度の積立額ということを考えれば、5%超の運用利回りとなりますので、今後もこの調子で推移して欲しいですね。

今後、世界的な不況に突入し、株式相場の見通しも厳しくなることも予想される中、中期的には、含み益の減少や含み損への転落も考えられますが、目先の損益の変動に動じることなく、積立てを続けていきたいと思っています。

国内株式の運用状況

今月の相場状況

今月の国内株式市場は、好調だった先月までの相場と異なり、上がっては下がりを繰り返し、一定の値幅内で変動するレンジ相場で推移しましたが、月末には、国内外の企業決算発表で厳しい経営状況が明らかになったこともあり、今後の下落を予兆させる感じで終わりました。

レンジ相場がしばらく続いた後、2番底がくるのか、再び上昇トレンドに転じるのかは分かりませんが、個人的には、月末の流れが加速し、しばらくは下落トレンドになる可能性があるのではないかと考えていて、慎重にトレードしていこうと思っています。

順調だったマザーズ市場も天井を打った感が見受けられますし、かなり株価が高騰していた個別銘柄も大幅に下落するなどの状況もみられますので、これまでのようにハイボラの銘柄の買建てで大きな利益を取ることも難しくなることが予想されます。

逆にいうと、下落時に利益を取れる空売りも上手く使うことで、このような相場の中でも可能な限りの利益が取れるようにしたいと思います。

今月の損益状況

今月は、レンジ相場で推移したため、ボラティリティが低下気味になり、トレードが難しくなりました。

また、上昇トレンドだった優良銘柄が急激に暴落することもあって、このような銘柄でナイアガラの滝に巻き込まれたことで、過去にないような大きな損失を被ってしまいました。

特に個人的に大きな損失となった銘柄は、「GMOクラウド(3788)」でした。先月の記事では、この銘柄で約50万円の利益を得たことをご紹介しましたが、今月は68万円の損失となり、これまでのトータル損益でもこの銘柄だけで18万円の損失となっています。

月末に向けては、相場の先行きが怪しくなったこともあって、売りを中心とした投資を行ったので、若干利益を出すこともできましたが、売りで失敗した銘柄もあり、月全体では約100万円の利益となった一方で、損失は何と約250万円となり、トータルでは約145万円のマイナスで終了しました。

月別損益

この結果、通算損益は約74万円のマイナスとなり、先月までの約70万円のプラスが吹き飛んでしまい、逆に同じレベルの損失を抱えてしまいました

再び、マイナスの世界に戻ってしまいましたので、前回と同じように、ホームラン狙いではなく、コツコツと利益を積み重ねていって、トータル収支をプラスまで回復させることが今後の目標です。

短期トレードのほか、中長期トレードとして高配当株の銘柄をいくつか保有していますが、今後、企業業績が悪化し、相場も下落傾向になることが予想される中、含み損を抱えながらも高配当狙いで保有している銘柄の処分も見当しようと思っています。

今月の失敗点・反省点

今月の反省点としては、何といっても、適切な損切りができなかったことで、多額の損失をだしてしまったことです。これまでも、何度も反省点として述べていたにもかかわらず、反省を活かしていなかったのが悔やまれます。

損切りの見極めの遅さが、大きな損失に繋がっていることは間違いないのですが、先ほど紹介したGMOクラウドなどは、これまで沢山利益をもらっていた銘柄であったことも影響し、株価が大幅に下落する中でも、きっと反転するに違いないという勝手な期待で損切りが遅れた結果、これまでの利益を吹っ飛ばしてマイナスに転じるほどの大きな損失を抱えてしまいました。

その他にも、鉄道関係の銘柄で大きな損失を出したのですが、これも、ディフェンシブ銘柄なので、多少下落しても必ず反転するだろうという安易な考えで買いで入り、続落した結果、多大な損失を抱えてしまいました。

現在のような状況では、新たな生活スタイルに合致していないと、優良企業であっても安泰ではないことを再認識し、これまでの感覚で安易な投資を行うことは慎まないといけないと感じました。

今回の大損失を受けて、今後、本当に投資を続けていくのであれば、今回こそは反省し、改善していかなければならないことを痛感しましたので、トレードスタイルを修正していくことも考えています。

日中は相場の状況を見ることができないサラリーマントレーダーのため、安全策を取ろうとすると、利確ラインは低めに、損切りラインも早めに設定しなければなりません。そうすると、利益幅は少ない一方、AIによるふるい落としに引っ掛かってしまい、損切り注文が約定してしまう可能性が高いので、損ばかりする可能性が高まります。

この辺りをどのように対処していくかが、今後の検討課題となります。

米国株式の運用状況

配当利回りの高さを評価して投資している米国高配当株式ETFの運用状況ですが、今月は比較的安定しており、含み損が微減しています。

ただ、損益は引き続きマイナスで、現在の市況を考えると、新たに投資額を増やして、平均取得単価を下げない限り、しばらくはプラスに転じる見込みはなさそうです。

今後の運用については、価格の上昇で損益が改善することを期待しつつ、この投資の主目的である配当収入により、トータルの収支がプラスになるのを待つしかありません。

日本の高配当株と同じく、今後しばらく、配当狙いの投資は厳しい状況が続くことが想定されるので、米国高配当株への投資を継続するかを含めて再検討中です。

まとめ

投資開始後、7ヶ月目となる7月は、これまでで最も厳しい確定損失となりました。ここ数ヶ月で積み上げてきた利益が一瞬にして吹っ飛びましたが、確定利益がなかったら、とても恐ろしい数字になっていました。

投資実績

ここ数ヶ月、それなりの利益を確定してきたため、自分は投資の世界で上手くやっていけるのではないかという根拠のない思いを抱いていたのですが、そんなに甘くないということを思い知らされた一月でした。

8月は、今後の投資人生を占うためにも、とても重要な月になると思っています。どのような投資スタイルが良いのか、損失を広げないように注意したうえで、トライアンドエラーを繰り返しながら、ベストな方法を模索していきたいです。

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