サラリーマン素人トレーダーの「のりすけ」です。
2月は、日経平均が月初に30年振りの29,000円台に突入し、そのまま30,000円台を超えるなど、右肩上がりの様相を呈していましたが、月末には下落幅が歴代トップ10に入る1,200円の大幅下落で終わるなど、上下変動の激しい月でした。
ボラティリティの高い相場の中、投資生活2年目に入った素人トレーダーがどのような成績を上げることができたのか、投資開始後14ヶ月目となる2月の運用成績をご紹介します。
つみたてNISAの運用状況
今月は、ワクチン期待などもあり、先月に引き続き、ニューヨークダウやNASDAQが過去最高値を更新しましたが、月末は軟調な展開となりました。
月末の調整局面はあったものの、概ね堅調だったこともあって、含み益は、1月の73,000円程度から続伸し、90,000円程度となりました。月の半ばは10万円台もあったので、月末にやや下げましたが、先月比で17,000円程度のプラスとなり、運用利回りも17%程度から20%に上昇しました。
株高が続いていることもあり、購入できる口数は減少してしまっています。現在の運用成績には満足しているのですが、将来的なことを考えると、購入口数が増えるように現時点では株価が低めで推移するほうが良いなと思っています。
途中でいくら成績が良くても、結局は最終的にプラスになっていることが重要なので、目先のことより、長い目で見ていきたいですね。
国内株式の運用状況
今月の相場状況
今月の国内株式市場は、30年振りの29,000円台に乗せて以降、右肩上がりで推移し、3万円台に突入しましたが、米国金利上昇などをキッカケに、調整局面に入り、結局は月末に1,200円の大幅下落となって終わりました。
このように上昇局面が続いたのですが、個別株単位で見ると、特定の銘柄が株価指数の上昇を牽引している一方、軟調な展開が続く銘柄も多く、トレードの難易度が高い状態が続いていました。
そして、ほぼ全面安となった最終日の大幅下落もあり、上昇相場で突っ込みすぎていた方は、逃げ遅れて、大きなダメージを受けているかもしれません。
最終日に下落して29,000円台に逆戻りしましたが、個人的には、3万円台に向けて再び上昇すると予測しています。ただ、バブルという声も聞こえだしているので、今後の展開から目が離せません。
今月の損益状況
今月は、30年振りの高値を記録するなど、相場が堅調に推移していたのですが、個人的には、非常にトレードが難しい日が多く、大きな利益を上げることはできませんでした。
月の前半は1日5~6万円台の利益を取れたり、1銘柄で10万円の利益を取れたりしたのですが、ここ最近続けていた塩漬け株を我慢してホールドする作戦が足を引っ張り、月後半の調整局面で含み損に耐えきれず、1万円弱ですが、先物以外で初めての追い証を体験してしまいました。
このような状況のため、含み損銘柄をいくつか損切りせざるを得ないくなり、最終週は連日大きな損失を計上した結果、最終的には14万円の損失と負け越してしまいました。今回損切ったのは、比較的、傷が浅い銘柄だったので、未だ大物を抱えた状態でのトレードとなります。
ここ数ヶ月続けていた塩漬け作戦ですが、ここに来て破綻が明らかになっています。含み損が膨らむことで資金余力がなくなり、結果として新たなトレードができなくなり、利益を得ることもできないまま、含み損だけが増えていくという負のサイクルに陥っています。
来月には、塩漬け銘柄を整理して、マイナスからの新たな出発をせざるを得ないと思います。これまでのトレード方法では、再び同じ道を歩んでしまうことも想定されますので、新たなトレードスタイルを試していく必要がありそうです。
米国株式の運用状況
長らく含み損が続いてきた米国高配当株ですが、米国市場が比較的順調に推移したこともあって、一部の銘柄は含み益に転じ、トータルでも含み損4千円台まで減少してきました。
ようやくプラスに転じる見通しが出てきましたので、本格的に出口戦略を検討する必要があります。プラスに転じたからといって慌てて利確することは考えていませんが、一定程度の利益が乗った銘柄から、順次、売却しようと思います。
まとめ
今月は、これまで抱えていた塩漬け銘柄の整理を余儀なくされるなど、ホールド作戦の失敗が明らかになってきた月でした。資金余力がなくなって、思うようにトレードできなくなる中、含み損銘柄はドンドン下落して含み損が拡大するという辛い日々が続きました。
これまでの利益があったため、まだ26万円ほどの利益がありますが、これを大きく上回る含み損銘柄が控えていますので、近いうちにマイナスに転じることは目に見えている状況です。痛みを伴いますが、塩漬け銘柄を切らざるを得ない状況になったことで強制的に身軽にさせられることをプラスに捉えて出直すしかないですね。
このままでは破綻が見えてきますので、痛みを覚悟しつつ、体制を整え直して、マイナスからの再スタートを切っていき、年末までには何とか良い成績が出せるようにしたいなと思っています。
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