サラリーマン素人トレーダーの「のりすけ」です。
投資を始めて1年と少し、これまで、何とか投資生活を続けてきましたが、今回、とてつもないダメージを受けてしまいました。こうやって、多くの人が投資の世界から退場していくんだなと身をもって体験した感じです。
大きな損失を被った中、引き続き、投資を続けるのか、それとも、退場するのか。そんな瀬戸際に追い込まれた素人トレーダーの悲しい状況をご紹介します。
今月の損益状況
日経平均が3万円を突破し、順調に推移していたと思いきや、先月末に大幅下落したのに続き、何度か大幅な下落があり、2万8,000円台にまで値を下げるという展開となった3月でしたが、この大幅な下落局面で、大きな損失を出してしまいました。
原因は、これまで試験的に挑戦していた「塩漬け作戦」が大失敗に終わったことです。含み損を抱えながら何とか踏ん張ってきたのですが、急激な大幅下落の中、これらの銘柄も大きく値を下げた結果、含み損が急拡大し、追い証を食らうような展開となってしまいました。
さすがに、そのような状況で引き続き保有する余裕はないため、損失が拡大した状況で損切りせざるを得ない状態となり、過去最大の損失を被ってしまいました。
そもそも、塩漬け作戦の影響もあり、信用余力に余裕がなくなり、余裕資金とは無関係に、生活資金からも補填せざるを得ない状況になってしまいました。まさにダメな投資の典型的な見本です。
挙げ句の果てに、数百万円の損失を抱えてしまい、大事な資金を溶かしてしまって、これで投資人生も終わったかなという感じになってしまいました。
やはり、先人たちの教えのとおり、損切りの重要性を痛感した次第です。株価が回復するという淡い期待は裏切られます。なぜなら、基本的にそれは個人的な願望に過ぎず、特に出来高がなくなり、注目度が下がった銘柄は、しこり玉を抱えたまま、上昇することはできないからです。
今回も、全体相場が堅調な中でも、なぜ自分の保有している銘柄だけが値上がりしないのだろうと思う場面が多々ありました。上昇するとしても、自分が損失に耐えきれずに損切りした後や信用期限が過ぎた半年後以降となると思うので、出来高が減少した時点で見切りをつけて、損切りすべきだということを身をもって体験しました。
たしかに、我慢して保有していると、いくつかの銘柄は、株価が上昇し、利確して手仕舞いすることができます。ただ、トータルでみると、株価が回復しない場合の方が多く、結局はマイナスとなってしまいます。
しかも、含み損銘柄を抱えていると、資金が拘束され、新たな投資もままならない状態となってしまい、損失を取り戻すための利益を上げることも出来なくなってしまうので、何も良いことはありません。
間違いの根源は、デイトレードといった短期ポジションで入り、逆行したにもかかわらず、明日は上昇するはずだという自分勝手な思い込みから持ち越してしまい、気付いたら損失が拡大していたという、当初にポジションを立てたときの戦略を守らないことだと思っています。
当然のことながら、デイトレードで入るような銘柄は、テーマや決算など、旬の銘柄であることが多いです。にもかかわらず、デイで仕切らず、持ち越すということは、旬が過ぎる可能性が高く、出来高も減少し、上昇するだけのパワーがなくなってしまいます。それなのに、きっと上昇するに違いないという独りよがりの期待だけを根拠に、その銘柄を持ち続ける意味はないですよね。
まとめ
さて、今月はいつもと異なる感じでの実績報告となってしまいました。
当面の方針としては、まずはポジションを縮小し、キャッシュに戻して、一旦は証券口座の資金を一般口座に振り替えていこうと思っています。このままのペースでポジポジ病を続けていれば、同じように生活資金を取り崩してまでも資金投入してしまうことが目に見えています。
やはり、株式投資の世界で生き残っていくためには、資金管理・ポジション管理が重要だと思いますので、この投稿を観られた方は、私を反面教師として、ご自身の資金を溶かさないように、ポジション管理をしっかりしてくださいね。
この大きな痛手を被った手負いの状態で、今後の身の振り方を決めかねているのですが、生まれ変わった気持ちで、ゼロから始める投資生活のスタートを切ってみようかと思っています。
今回の反省を活かすことができずに、同じ過ちを繰り返すようであれば、才能もありませんし、投資生活からはリタイアするしかないでしょう。
来月以降、引き続き、投資実績の報告ができるように、心機一転、これまでの投資手法をゼロベースで見直して再出発を切りたいと思います。
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