サラリーマン初心者トレーダーの「のりすけ」です。
前代未聞の東証のシステムダウンから始まった10月の株式市場ですが、米国大統領選を間近に控えて相場の状況が不安定となったこともあり、非常に投資し辛い環境となりました。
そのような状況の中、これまでの投資人生で最大の損失を被った8月からのリカバリーを目指して投資を行った10月ですが、果たしてどのような運用成績となったのか、投資開始後10ヶ月目となる10月の運用成績をご紹介します。
つみたてNISAの運用状況
今月は4年に一度の米国大統領選を間近に控えていることもあり、非常に不安定な相場が続き、月末には米国市場が大幅に下落するなどの影響はありましたが、「つみたてNISA」の損益は何とか含み益で推移しました。
含み益については、8月は35,000円前後だったものの、9月は25,000円程度まで減少、今月は13,000円と直近の2ヶ月と比較して半減し、運用利回りも4%程度にまで減少しましたが、長期的な目線でみていきたいと思います。
国内株式の運用状況
今月の相場状況
今月の国内株式市場は、米国市場の乱高下を横目に相変わらず狭いレンジでの値動きとなっていましたが、さすがに月末には少し下落しました。また、これまで右肩上がりだったマザーズ市場も月の終盤に大きな下落となり、先行き不透明となりました。
このような状況のため、一歩間違うと高値掴みとなってしまい、大きな痛手を被ることになってしまうため、様子見といった感じで控えめなトレードとなっています。
今月の損益状況
今月は、米国大統領選の影響から米国市場が乱高下していた一方、日経平均はそれほど影響を受けない日々が続きましたが、月末にはこれまで堅調だったマザーズ市場が大幅に下落する等、地合が読めず、トレードがし辛い感じだったため、慎重にトレードを行いました。
しかし、月の初めに先月から含み損を抱えていた銘柄を損切って約100万円の損失を計上した影響を引きずり、3週目以降、毎日利益を出すことができて40万円ほど取り返したものの、損失を取り返しきれず、最終的には約62万円の損失となりました。この結果、2月連続の大幅損失となり、トータルの確定損失額は120万円まで拡大しています。
今月、大きな損失となったのは、「ティアンドエス(4055)」で、この銘柄だけで約90万円ほどの損失となりました。その他にも「レーザーテック(6920)」が約13万円と、先月までに大きく利益を上げてきた銘柄で痛い目にあいました。先月、リスクがあるので要注意と言っていた銘柄でやられてしまいました。
逆に、大きく利益を取ることができたのが、「GMOフィナンシャルゲート(4051)」や「GMOグローバルサインHD」が約19万円、「セルソース(4880)」が約10万円でした。セルソースは、一時は30万円の損失を抱えたところから一気に取り返しての利益となっています。
2020年10月の配当収入・株主優待
現物での保有株式をかなり整理した結果、現時点で保有しているのは一部の高配当銘柄のみとなっています。これらの銘柄については、一旦、整理したいとは思っているのですが、含み損となっていることもあり、整理できずにホールドしている感じです。
このような状況のため、今月は配当収入なしでしたが、信用取引で決算日跨ぎで保有していた銘柄があったので、信用配当落調整金という形で配当収入がありました。
買いで入っていたことから、調整金収入となりましたが、売りで入っている場合、逆に調整金を支払う必要があるようなので、月末には決算日の確認をする必要がありますね。なるべくデイトレードで返済したいのですが、やむなくスイングトレードとなってしまう場合も多いので、気を付けたいところです。
今後は、タイミングを見て保有している高配当銘柄を整理しつつ、底値となっている良い銘柄があれば、売却した銘柄と入れ替えしていきたいと考えています。
今月の失敗点・反省点
今月もハイボラ銘柄で大きな損失を抱えてしまった点が反省点となります。1,000円レベルで上下動する銘柄もあり、一旦、思惑と逆方向に進んでしまうと、大きな痛手となってしまいます。まさに、コツコツドカンといった感じですね。
これまでも何度もやられてきているにもかかわらず、同じことを繰り返す要因としては、一旦、反対方向に値が進んだ場合でも、含み損をこらえていると、数日中に再び価格が当初の思惑と同じ方向に進み、結果として利益となるという体験もそれなりにしているという成功体験を引きずっているからだと思います。
さすがに、損失額が大きくなってきたことから、投資対象を見直し、新興市場のハイボラ銘柄への投資は慎重にし、比較的安定している東証1部で、ボラも大きくなる値がさ株への投資にトライし始めました。
現時点では、比較的順調に利益を取ることができていますので、引き出しを増やすという観点からも、引き続き、トライしてみようと思っています。
米国株式の運用状況
米国高配当株への投資状況ですが、持ち株数には変更はありません。米国市場が軟調なこともあり、含み損は再び増加傾向となっているため、売却することもできない状況が続いています。
今月は、先月に間に合わなかった四半期毎の配当がありました。既に配当が行われた2銘柄と同様、米国の経済状況も厳しい中、配当額は微減となっています。
今後、米国高配当株への投資を継続するかについては迷いがあるので、配当金の再投資は見合わせて、キャッシュで保有して様子を見ようかと思っています。
まとめ
先月の損失を取り返すべく、慎重ながらも投資を続けた10月でしたが、大きな損失という結果になってしまいました。やはり、株式投資はそんなに甘くない世界だということを身にしみて感じているところです。
とはいっても、落ち込んでいても何も始まりません。今年も残すところあと僅かになりますので、残り2ヶ月で少しでも損失を取り戻せるように頑張りたいです。
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